子どもたちが稲刈り
◇東近江・五個荘
田んぼの自然環境や生産現場を体験学習する「親子米づくり体験」がこのほど、五個荘金堂町営農センター前の田んぼで開かれ、同町こども会に所属する園児や小学校児童の親子連れら約四十人が稲刈り体験をした。
自らが「育て」「収穫し」「食べる」という一連の農業体験によって、食べ物の大切さや収穫の喜び、苦労を感じ取ろうと、金堂農水環境保全協議会が取り組む「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」での催しで、人々の営みから水環境を考え、農業の大切な役割(生態系保全、洪水防止機能など)を発見していく。
田んぼは、金堂営農組合が管理する四アールの広さで、五月にコシヒカリの苗を手植えし、環境こだわり米として大切に育ててきた。
さっそく、カマを片手に田んぼに入った親子らは、大きく育った稲を一株づつていねいに刈り取った。かまを使うのは初めてという子も多く、慣れない手つきで一生懸命刈り取っていた子どもたちは「苗から育てた稲が収穫できてうれしい」と話していた。
このあと、天日干しにするため刈り取った苗をワラで束ね、組んだ青竹に掛ける「はさ掛け」を行った。約一カ月間干した後、十月のコスモス交流会で脱穀する予定で、足踏み機による昔ながらの脱穀体験を楽しみにしている。






