バス運賃代として使える「エコともチケット」配布
◇東近江
東近江市は九月一日から、市内を循環するちょこっとバスで、家庭から出る植物性の廃食油を回収する。
菜の花の栽培から食用油を搾油し、使用後の廃食油を回収してBDF(バイオディーゼル燃料)に精製し、ディーゼルエンジン燃料として再利用する「菜の花プロジェクト」を推進している市の取り組みを広めるとともにちょこっとバス利用者を増やすことが目的。
回収する廃食油は、ラード等動物性のものやエンジンオイルなど鉱物性の油は対象外。ラベルを剥がし、容器内部を水洗いした透明のペットボトルに廃食油を入れ、バス乗車時に運転手に手渡すと、量に関係なく一回の回収で、次回の乗車から百円分の乗車券として使える「エコともチケット」一枚が手渡される。空き缶やビン容器での回収は出来ない。
持ち込まれた廃食油入りのペットボトルは、運転席横に備え付けられた専用の回収ボックスに入れて運び、バス発着点の八日市駅構内に設置されている大型回収ボックスに集められる。市内十二路線のバスから集められた廃食油は、菜の花館の職員が定期的に回収し、BDFに精製してバスや農機具などの燃料として再利用を図る。
回収は、ちょこっとバスのみで、乗り合いタクシーでは出来ない。バスで廃食油を回収することは県内初の試みで、エコの推進とバス利用者の増大に期待がかかっている。





