初の通学合宿計画中
◇東近江・蒲生
蒲生西小学校六年生二十四人(男子十四人、女子十人)が、二班に分かれて四泊五日の「あかね通学合宿~ありがとう!われら平成合宿隊~」に挑む。
学校あげての通学合宿は初の試みで、蒲生地区地域教育力体験活動実行委員会や蒲生西小学校教育後援会、蒲生公民館、校区内の自治会、蒲生西小学校PTA、東近江市学校支援地域本部などで実行委員会を結成し、万全の支援体制を整えた。
同校の山口龍三校長は「地域は教室、教材、教師でもある。子どもたちと地元との結びつきを強め、『ふるさとを思う心』も育みたい」と語り、合宿発案者の蒲生西小学校教務・栗田一路教諭も「子どもたちの自尊心を育てるため、やればできるという自信を深める機会にしたい。また地域の活性化にもつながれば」ともう一つの学舎に児童を送り出す。
この合宿は、各公民館(長峰・蒲生岡本・大塚・鋳物師)に宿泊しながら学校へ通学し、食事・洗濯・掃除といった生活全般を、大人の手を借りずに自らの手で協力してやり遂げるという自立へのチャレンジ。
合宿中には、地域の人たちや協賛企業が講師を務める“世界一受けたい授業”が計画されており、たらいを片手に公民館付近の家庭や近くのゴルフ場に“もらい湯”へ行く体験も行う。
今月二十四日に、蒲生公民館で参加児童・保護者向けの「事前説明会」が開かれた。
合宿時の約束事(自分たちのことは自分たちで工夫して楽しんでしよう・できるだけ大人の助けをもとめない・あいさつしよう・夜は早めに寝よう・感謝の気持ちをもとう)を頭に叩き込み、児童らは朝・昼・晩の食事メニューと調理担当日を話し合って決めた。
JA滋賀蒲生町から米と野菜は提供されるものの、中には「家で収穫した野菜を持ってきてもいいの」と質問する子もいて、体にも家計にもやさしく生活を楽しむ知恵を垣間見せていた。
通学合宿の開催日は、第一班が九月七日から十一日まで、第二班が九月二十八日から十月二日まで。






