福岡の「城少レッドスターズ」少年野球が縁結ぶ(2)
◇東近江
福岡市少年軟式野球連盟所属の「城少レッドスターズ」は先月二十五日、東近江市軟式野球連盟学童部所属の「玉緒レッドスターズ」を訪問し、長年温めてきた交流を現実させた。城少レッドの中尾正典代表と玉緒レッドの武久健三代表は、能登川水車のカヌーランドで再会を果たした。武久代表の案内で西堀榮三郎記念「探検の殿堂」、世界凧博物館「八日市大凧会館」を訪れた後、玉緒レッドの選手(池之内涼主将ら十七人)はじめ大島政博監督や島澤義治、金井歩両コーチ、保護者ら約六十人が待ち受ける地元の玉緒コミュニティーセンターに到着した。城少レッド一行三十八人は、熱烈な歓迎に包まれた。
歓迎に包まれ交流さらに
午後四時から始まった交流会では、城少レッドの中尾代表兼監督、稗田克弥・佐藤誠両コーチ、森山格保護者会長の紹介に続き、江藤辰宏主将はじめ選手十九人が自己紹介を行い、記念品の交換などをして、初対面の緊張をほぐした。
武久代表は、「はるばる福岡から、ようこそ東近江市へ」と感謝を示し、これまでの交流を振り返りながら、この交流会を「創立二十周年の記念大会にしたい」と歓迎の辞に涙を浮かべ、城少レッドの訪問を喜んだ。
十三年前、西日本各府県代表五十三チームが出場する高野山旗西日本学童軟式野球大会で、チーム名が同じとの親近感から交流が始まった。玉緒レッド出身の中西健太選手が福岡ソフトバンクホークス入りしたことで、福岡と東近江の距離は更に縮まった。五年前のことだった。
中尾代表は「五年越しの思いが実った。玉緒レッドの活躍を取り上げた滋賀報知新聞の記事を見て、一度訪れてみたいと思っていた。やっと念願が叶いうれしい。子供の友情を深め、思い出に残る交流を深めたい」と、玉緒レッドの熱烈な歓迎に感謝した。
中西健太プロの父・勇さんは、同じ地元として「これまでと同様に健太を応援してやってほしい」と願い、東近江市の澤田喜一郎教育部長も「技術よりもあいさつ、礼儀を重んじる指導方針が多くの高校球児を育てている」とたたえた。昨年の甲子園で活躍した近江高校の主将・山田祐幹君も玉緒レッド出身の一人だ。
交流会も最高潮に達し、子供たちは保護者らと一緒に両チーム対抗のゲームを楽しみ、大いに笑いを誘った。一方、運動会で毎年取り組んでいると、よさこい踊りを披露した城少レッドの子供たちに、玉緒レッドの保護者らから惜しみない拍手が送られていた。
交流会を終えた城少レッド一行は、あす長山公園グラウンドで行われるの交流試合を楽しみに、宿泊先の太平楼に向かった。








