少年野球が縁結ぶ(1)
◇東近江
福岡市少年軟式野球連盟所属の「城少レッドスターズ」は、長年温めてきた交流を現実しようと先月、東近江市軟式野球連盟学童部所属の「玉緒レッドスターズ」を訪ねた。両チームの出会いは、十三年前の「高野山旗西日本学童軟式野球大会」(高野山大会)。チーム名が同じだったことから、九州と近畿と遠く離れているものの、親近感から近況報告などを兼ねた交流が始まった。玉緒レッド出身の中西健太選手の福岡ソフトバンクホークス入りが、この交流に拍車を掛けた。城少レッドの中尾正典代表は、玉緒レッドの武久健三代表に「交流試合をするため、必ず訪問する」と誓った。五年前のことだった。
カヌーランドで対面
両チームの夢をかなえようと先月二十五日、、城少レッドの選手十九人はじめ指導者、保護者の計三十八人は、博多発午前七時の新幹線に乗り込んだ。約三時間の長旅を終えた一行は、JR近江八幡駅に到着後、湖岸道路から琵琶湖の景色を眺め、武久代表が待ち受ける能登川水車とカヌーランドで再会を果たし、芝生をジュータンに昼食を囲んだ。
マイナス25度を体感
第一次南極越冬隊長を務めた西堀榮三郎記念「探検の殿堂」では、マイナス二十五度の氷の世界が体感できる南極体験ゾーンが人気を集めた。オーロラや生き物など南極の様子をビデオで鑑賞し、一角に設けられた昭和基地では、凍ったバナナで釘(くぎ)を打ち付ける体験もした。初めての体験に驚きを隠せず、防寒ジャンパーを着た子供たちは「もっと長く入っていたかった」と、夏の暑い現実に戻りたくない表情を見せていた。
ビックリの大凧会館
世界凧博物館「八日市大凧会館」に到着した一行は、本多文夫館長らの出迎えを受け、展示ホール正面に飾られた百畳敷の大凧を見てビックリ。由来や先人が考えだした技法などについて説明を受けた後、映像室で作り方や揚げ方などを写したビデオを鑑賞した。
館内には、国内だけでなく海外十か国以上から集められた約六百点(収蔵約二千五百点)が飾られ、カラフルな凧を見て「本当に揚がるの」と不思議がっていた。
また、子供たちは、同時開催の夏休み特別企画「竹でできたカラクリおもちゃ展」に興味を示し、竹鉄砲で的当てを楽しむなど、遊び体験コーナーのとりことなった。









