月2日 ドキュメント映画の上映も
◇湖東・愛荘/愛知川
世界の子供たちがカメラを通して自らを発信するワンダーワイズ写真巡回展「ブラジル~未来につなぐ子どもたちのまなざし~」が愛荘町の愛知川びんてまりの館で開かれている。
同町には人口の約三%、七百人を超えるブラジル人が生活していることから、祖国を知らないブラジル子供たちに、現在のブラジルを見詰めてもらおうと、特別企画展を開くことにした。
写真展では、大都会リオ・デ・ジャネイロやアマゾンの先住民地域、日本からの移住地として知られるアマゾン地方トメアスー、北東部セアラ州の漁村など約百点を紹介している。
〇八年の日本ブラジル交流百年のプロジェクトとして企画され、ブラジルの子供たちが自らの目を通して、日々の暮らしを自由に写した作品を展示している。
同展最終の八月二日午後二時からは、日系一世の紺野堅一さん(92)を主人公にしたドキュメンタリー映画「ブラジルから来たおじいちゃん」(栗原奈名子監督)が視聴覚室で上映される。
出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って七十三年。紺野さんは、言葉も分からない土地で苦労を乗り切り、サンパウロで家族と共に裕福な生活を送る。
彼は毎年、日本に出稼ぎに来ているブラジル人を訪ねるため、日本にやってくる。出稼ぎのはずがブラジルに定住するはめになった自分の体験と重なり、その人たちの今後を気遣う。
いったい彼らの将来はどうなるのか。子供の教育の現状はどうか。大人たちには仕事の苦労話に耳を傾け、子供には勉強の様子を尋ねる。先生たちと懇談するため学校を訪問する。
映画は、グローバルに生き抜いたおじいちゃんの説教やアドバイス、教科書に載っていない歴史のレッスンなどを通して、希望と勇気を与える感動作品。約一時間で入場無料。






