来月2日まで 県立安土城考古博物館
◇東近江・安土町
県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)で、テーマ展「垂迹曼荼羅(すいじゃくまんだら)の世界展」が始まった。
神仏習合美術を代表する美術工芸品としての「垂迹曼荼羅」は、わが国在来の信仰(神道)が仏教の影響を受けるようになって、在来の神々を仏教の曼荼羅風に描いた絵画作品で、民衆を救うために仏が神の姿に身を代えてこの世に出現することを表現している。
今回のテーマ展では、垂迹曼荼羅をはじめ、神像彫刻や懸仏(かけぼとけ)などの関連資料もあわせて紹介し、日本の神々のこころとかたちに迫る。同館では、「近江の歴史と文化の奥深さを認識して頂く機会になれば幸いです」と、来館を呼びかけている。
主な展示資料は、市神神社(東近江市)の「山王曼荼羅図」(室町時代)、「高野四所明神像」(室町時代)、吉野曼荼羅図(室町時代)、永昌寺(甲賀市)の「厨子型山王曼荼羅図」(江戸時代)、金勝寺(栗東市)の県指定文化財「木造女神坐像(平安時代)、大津市歴史博物館の「山王垂迹曼荼羅図」(南北朝時代)、日牟礼八幡宮(近江八幡市)の「木造男神・女神坐像」(南北朝時代)など。
八月二日までの開催期間中に、関連行事として「ギャラリートーク」が七月二十日午後一時半から展示室で開かれる。参加無料だが、入館料が必要。
同館は月曜日休館(七月二十日は開館、翌二十一日休館)。入館料は大人四百円、高大生二百五十円(七月十八日以降は企画展料金となり大人四百五十円に)。問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。






