自然観察や魚つかみ 8月にも
◇東近江・安土町
東近江地域の身近な自然に触れることで、豊かな自然のめぐみを実感し、たくさんの生命を育む自然環境の大切さを子どもたち、大人にも感じてもらおうという東近江環境保全ネットワークの「東近江親子環境学習講座」が開講し、このほど第一回目の「西の湖ふれあいの日」が安土町の西の湖の近くにあるヨシきりの池で開催された。
ヨシきりの池は、西の湖の下流にある小中の湖干拓地で使われた西の湖の水を、ポンプアップして再び西の湖に戻すための水質浄化施設で、利用水が池の水路を流れる間に、泥などを沈澱させる人工池。池周辺には野草が育ち、水辺には魚や貝、昆虫などが生息、池には水鳥たちもやってくる。自然観察や学習に格好の池でもある。
東近江地域内の市町などから参加した家族ら十五人ほどが、東近江水環境自治協議会西の湖自然観察部会の指導による野草観察、琵琶湖お魚探検隊といっしょに魚つかみと調査などに取り組んだ。
オオヨシキリの鳴き声、茎の形状の違いからヨシの見分け方、ケキツネノボタンの実を虫メガネで観察、触るとトゲトゲのコウゾリナ、クローバーで腕輪づくりなどで、新たな発見や体験に、参加者も目を輝かせた。
続いて池に入り、水中で足をガサガサしながら網に向かって近づけて行く方法で魚つかみに挑戦。最初は恐る恐るだった子どもたちもすぐに要領をつかみ、フナ(子)、ムツゴ、オイカワ、ホンモロコ、アユ、カマツカ、メダカ、ヨシノボリ、県外種ながら西の湖周辺に多く見られるツチフキ、外来種のタイリクバラタナゴ、ドブガイ、ササノハガイ、タテボソガイ、タイワンシジミ、タニシ、スジエビ、などたくさん捕獲することができた。それぞれの特徴などについて探検隊メンバーから詳しい解説を聞いたあと、琵琶湖博物館うおの会調査書にこの日の成果を書き込み、記録に残していた。
同講座の第二回「かいどり大作戦」は、八月一日に東近江市蒲生支所横の佐久良川で、NPO法人蒲生野考現倶楽部の指導による、魚つかみ、水質・プランクトン調査などを行う。参加申し込み、問い合わせは、東近江環境保全ネットワーク事務局(TEL0748―22―7758)へ。






