17日に田植えを予定、参加者募る
◇湖南・草津市
(財)淡海環境保全財団(大津市)は、ヨシ腐葉土を使ったヨシ米づくりに取り組むことになった。
琵琶湖の原風景であり、様々な生態系を育むヨシ群落。平成四年度の県のヨシ条例の制定により、造成によるヨシ原の復活、ヨシの刈り取り清掃や普及啓発など、行政や市民が行う事業や活動が盛り上がりを見せ、ヨシ製品を扱う企業も次々と現れてきいる。
そこで同財団では、冬にボランティアに刈り取ってもらったヨシを有効利用するため、このヨシを腐葉土にして田んぼにすき込み「ヨシ腐葉土を使った米作り、ヨシ米づくり」に取り組むもの。地元の農家はもちろん多くの市民のボランティアの力を得て、春の田植え、夏の草取り、秋の収穫までを行なう計画だ。
第一回目のヨシ米づくり学習会は十七日午前十時~正午まで、草津市下物町付近の地元農家の田んぼ(約二反分)で、田植えやヨシの郷見学会を実施する。集合場所は、同市下物町ヨシの郷(毎回午前九時五十分集合)。定員は、三十人(申込み多数の場合抽選)。また、二回目は七月、三回目は九月(稲刈り)の予定になっている。なお、収穫したヨシ米(コシヒカリ)は、五キログラムが進呈される。希望者は米を有料で購入できる。
同財団担当者は「ヨシ腐葉土は、これまで多くの菊作りの方や野菜農家が使用された実績があり、その結果、菊の根張りがよくなり大輪の花が咲いたという評価や、トマトの栽培で土壌改良がなされ、病気や害虫に強く肥料の吸収がよくなったなどと高い評価を受けてきた。そこで、今回水稲栽培にヨシ腐葉土を使用することで、稲の肥料や農薬の吸収がよくなり、減肥料減農薬の米作りができるのではと考えて取り組むもの」と話している。
申し込みは、同財団(TEL077―524―7168、FAX077―524―7178)まで。





