総合優勝は草津の中嶋さん
◇東近江・五個荘
五個荘農村環境改善センター生き活き館でこのほど、全日本愛鱗会滋賀県支部とNPO法人金堂まちなみ保存会共催の「第二十二回若鯉品評会~第三回近江商人のふるさと五個荘~」が開かれ、色鮮やかな泳ぐ宝石に市民や観光客らの目を楽しませた。
近江商人発祥の地・五個荘地区には、舟板壁や白壁の土蔵をめぐらした蔵屋敷が建ち並び、特に五個荘金堂町では二百八十件を超える伝統的建物が広がるなど国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。また、美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれ、町内を流れる天保川には色美しい錦鯉が優雅に泳いでいる。
錦鯉は、国魚とも言われる日本の観賞魚だけでなく、故郷を思う近江商人たちの歌枕にもなっていたことから、放流を続ける同保存会が昨春に品評会を開催。三回目の今回は、県内の愛好家らが育てた六十センチ級の錦鯉百六十匹が出展された。
審査区分は「紅白」「大正三色」「昭和三色」「べっ甲」「写りもの」「浅黄・秋翠」「衣・五色」「変わりもの」「光無地・光模様・光写り」「金銀鱗」「丹頂」の十一種類があり、審査員は水槽一つひとつを丹念に見て回り、模様の配置や鮮明さなどを採点。全体総合優勝に、草津市の中嶋勤さんが出品した紅白が選ばれた。






