「そう見寺所蔵名品展」で公開 11日から 安土城考古博物館
◇東近江・安土町
織田信長が安土城を築いた際に城内に建立されたそう見寺に伝わる信長ゆかりの品を紹介するテーマ展「そう見寺所蔵名品展」が、十一日から安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で始まる。六月七日まで。
特に、四月二十九日からは、国際博物館の日(五月十八日)にちなんで、信長が使用したと伝えられる永楽銭をデザインした刀の鐔(つば 重要文化財)の実物を特別公開する。それまでは、複製品展示となる。
信長の死後十年たった天正二十年(一五九二)、豊臣秀吉がそう見寺に領地を与え、信長の菩提寺と定め、以後四百年の間、安土城跡二の丸跡地に建てられた信長廟と残された織田一族の菩提を弔ってきた。同展では、そう見寺に伝わる信長ゆかりの品や、織田家関係の資料のうち、十点を展示する。
重要文化財の「鉄鐔(てつつば)永楽銭据紋銀象眼(えいらくせんすえもんぎんぞうがん)」は、信長の旗印にも用いらた中国製の永楽銭文様が、表に七枚、裏に六枚デザインされている。
このほか、市町指定文化財の安土城の一番古い絵図「近江国蒲生郡安土古城図」「織田信長画像」「陣羽織」「判金」や、文化財には指定されていないがそう見寺を菩提寺と定めた時の豊臣秀吉の判物「豊臣秀吉朱印状」「革袴(かわばかま)」「織田信忠画像」「南蛮兜(かぶと)」「織田信長黒印状」など。
会期中の関連行事として、五月六日と三十日の午後一時半からギャラリートークを開催する。要入館料。
同館では、天下統一の途上で討ち死にした信長の関係資料はあまり残されいない。信長ゆかりの寺院に伝わる資料を一度に見ることができる。六月二日は信長の命日なので、信長をしのびながら城跡を巡ってみては」と、来館を呼びかけている。
月曜日休館。ただし、四月二十七日と五月四日は開館する。入館料は、大人四百円、高大生二百五十円。問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。







