朝倉県連幹事長 「住民の意向に沿う対策を」RD問題 真価問われる嘉田知事 (31)
◇湖南・栗東市
民主党「次の内閣」環境部門の廃棄物・リサイクル対策小委員会の国会議員らは三月三十日、栗東市のRD産廃処分場を訪れた。現地を視察した吉田泉衆院議員(同小委員会座長)は「野党で産廃特措法の延長案を今国会に提出しても成立するとは限らない。滋賀県は期限延長がない場合も想定して対応すべき」とし、特 措法延長に期待を寄せる県にクギを刺した。【石川政実】
他府県から吉田・衆院議員、轟利治・参院議員、大久保潔重・参院議員、姫井由美子・参院議員、県選出では三日月大造・衆院議員、徳永久志・参院議員らが参加し、県担当者の案内で管理棟に保管されている掘削されたドラム缶やダイオキシンで汚染されている焼却場などを見て回った。
視察した吉田・衆院議員は「これだけの高さまで違法に埋め立てられたのをなぜ県は見逃してきたのか」と県の対応に改めて疑問を投げかけた。
国の支援が得られる産廃特措法の期限延長問題については「党内で合意に達すれば、平成二十四年度末に期限が切れる産廃特措法の期限延長案を今国会に提出したい。常識的には、五年なり十年なりの延長になる」と述べた。ただし、「期限延長案を野党が提出しても成立するとは限らない。滋賀県は、期限延長が ない場合も想定する必要がある」との認識も示した。
地元住民と県とが汚染対策で対立している問題については「国が対策について一定の技術基準を示せればよかったのでは」と語った。
また、同行した民主党県連の朝倉克己幹事長は「RD問題は、まさに政治の問題であり、県の不作為による責任問題だ。県議会会派の民主党・県民ネットワークも“嘉田県政べたべた”にならず、県民本位で是々非々を貫いてほしい。住民は遮水壁で現地に封じ込める県案に反対し、あくまで有害物の撤去(部分撤去& 粘土層修復案など)を求めており、県は住民の意向に沿った対策(工法)で問題解決を急ぐべき」と指摘した。このようにRD問題は、政党を問わず、全国的な問題として今後、国会でも論議を呼びそうだ。







