モバイル電子機器の薄型化に弾み
◇大津・大津市
岩手大学工学研究科教授、馬場守氏と日本電気硝子株式会社(本社・大津市、井筒雄三社長)は、厚さ〇・〇三ミリの無研磨超薄板ガラス基板上にRFスパッタ方式により作製した薄膜リチウムイオン二次電池を世界で初めて実現した。
同社は、液晶パネルの基板として用いられるガラスの製造技術を応用して、厚さ〇・〇三ミリのガラスを開発した。このガラスは無研磨でありながら、表面が非常に平滑なため、薄膜形成の基板としては最適な材料となる。
フレキシブルな超薄型ガラス基板リチウムイオン二次電池の開発は、モバイル電子機器の薄型化や次世代ICカードの実現に弾みをつける。
さらに今回の技術は、量産性の高いロール・ツー・ロール方式の製造プロセスによる生産の可能性も示すもので、太陽電池や有機EL素子など、より広範なフレキシブルガラス基板薄膜電子デバイスヘの応用展開も期待できる。






