桃の節句前後に多彩な催し
◇東近江・日野町
近江日野商人の歴史文化が息づく町並みで、ひな人形を探しながら街そして時を巡る「日野ひなまつり紀行」(日野ひなまつり実行委員会主催)が開かれている。桃の節句(三月三日)前後の二十八日と三月一、七、八日には、体験教室や特産品販売、日野町でしか味わえない昼食など、町民手作りの多彩な催しが繰り広げられる。
二回目となる日野ひなまつり紀行は、多くの人が訪れるにぎわいのあるまちを目指して、関西一の風情あるひなまつりにしようと町民有志の協力の輪が広がり、昨年と比べて倍以上の規模に拡大した。
日野町大窪から西大路にかけて桟敷窓のある商家や民家、商店など約百二十会場に、江戸時代から現代まで各家に伝わるひな人形が飾られ、俳句付きホイ飾りや竹筒ひな人形が展示会場の目印になっている。
桃の節句前後の土曜・日曜日には、多くの観光客を見込んで多彩な催しが用意されている。具体的には、日野ギンザ商店街女性部による手作り雛体験教室(二十八日と三月一日)や甘酒・ぜんざい・日野菜パンの販売、朗読サークルおしゃべりアートによる炊き込みごはん・しょうが湯の販売(三月一日)、句会の開催(三月一日)、日野まちなみ保全会による町家落語会(三月八日、チケット五百円で発売中)、日野の漆器“日野椀”の販売、人力車での観光など。
味覚でも楽しんでもらおうと、伝統料理を継承する会が四日間のみお食事処を開設し、「ひな祭り御膳」(一日六十食限定、八百円)を提供する。
また、料亭旅館寿志屋も「日野御膳」(鯛そうめんや日野牛茶漬けなど全六品、一日三十食で二千五百円)と「日野茶セット」(日野菜まんじゅうまたはいがまんじゅうと日野菜、千円)で、集客を図る。
このほか、曳山「龍虎車」公開や大聖寺山門の十六羅漢像の特別公開、遠久寺の天井画公開、近江日野商人館での新春企画展「御殿まり花ごよみ」、郷土人形いっぱいの正野人形館、昔のままの町並みが残る清水町など見どころも満載。
詳しくは、日野観光協会(0748―52―6577)へ。






