風景づくりワークショップを開催
◇東近江・湖東
東近江市は、策定する景観計画に市民の意見を反映しようと、七日に「東近江の風景づくりワークショップ」(全三回)を湖東ひばり公園みすまの館で開いた。
同市は、独自の景観施策が行える景観行政団体を目指して、指定に必要な条例を来年三月までに制定することにし、市長諮問機関の景観計画策定委員会(委員長・谷口浩志滋賀文化短大教授、十二人)を昨年十一月に立ち上げ、条例案への検討を進めている。
男女二十人が参加したワークショップでは、昨年十二月に実施した景観に関する市民アンケートの調査結果が報告された。七三%が何らかの関心を持ち、六四%が愛着や誇りを感じ、八割の市民がルールづくりが必要と回答している。
景観計画づくりの必要性について「物質的に高水準の経済成長をみた反面、一方で開発が進み昔の風景を壊してきた一面もある。地域の歴史や文化が育んだ風景などを後世に残したい」と理解を求めた。
コーディネーターのNPOひとまち政策研究所の西川実佐子さんは、初回だから「決めるのでなく風景にまつわる話、行事にまつわる話、人から聞いた話など、多くの意見を気楽に出し合ってほしい」と提案した。
公募で集まった参加者は、三テーブルに分かれて昔の風景を映し出した写真などを参考に、原風景(やすらぐ風景、生まれ育った懐かしい風景など)について意見を出し合った。
参加者からは、泳いだり魚釣りをした川(愛知川)▽田園から眺める鈴鹿山脈▽棚田や桃畑▽五個荘の古い町並み▽琵琶湖に沈む夕陽▽家族でした農作業―などの意見が出された。
今後は、「東近江の風景を描いてみよう」(二十一日)、「どうすればいい?風景づくり」(三月七日)をテーマにワークショップを開き、最終意見をまとめた上で景観計画策定委員会に提言する。






