12、13日 人権啓発研修会を開催 東近江市での差別事件を検証
◇湖北・米原市
第二十三回人権啓発研究集会「部落解放研究第十六回滋賀県集会」(実行委員会主催)は、十二、十三両日に米原市の滋賀県立文化産業交流会館を主会場に開催される。
数ある人権問題の中で、特に部落差別に焦点を絞った今回の研究集会では、部落解放同盟の存在意義を問いかけるとともに、差別事件の完全解決に向けた糾弾闘争の展開を通じて、人権確立社会の実現を目指すことを再確認する。
十二日午後一時からの全体会は、文化産業交流会館と米原公民館の二会場で開く。文化産業交流会館では、森永卓郎・獨協大学教授の講演「格差社会と人権」、滋賀県における差別事件「東近江市民による同和地区問い合わせ差別事件」について丸本千悟・部落解放同盟滋賀県連合会書記次長が報告を行う。
一方、米原公民館では、この差別事件の報告(宇野一雄・愛荘町副町長)を受け、奥田均・近畿大学教授をコーディネーターにパネルディスカッションする。
パネリストの北口末広・部落解放同盟大阪府連合会執行委員長、建部五郎・部落解放同盟滋賀県連合会執行委員長、冨田多恵子・滋賀県同和教育推進協議会会長、宇野副町長の四人が意見を交わす。
翌十三日は、午前十時から六会場に分かれて分科会が催される。各会場の内容は次の通り。
【長浜ロイヤルホテル】 滋賀の部落解放運動の歩み(建部五郎・部落解放同盟滋賀県連執行委員長)部落差別とは何か(谷元昭信・部落解放同盟中央本部書記次長)
【勤労者福祉会館・臨湖】 滋賀の部落の歴史(亀岡哲也・近江八幡市地域文化課)部落史入門(寺本伸明・桃山学院大学教授)
【県立文化産業交流会館】 企業と人権(友永健三・部落解放人権研究所長)障がい者雇用の前進に向けて(田中一幸・ダイハツ工業)社内における差別事件と社内啓発の前進に向けて(稲垣祥治・NECセミコンダクターズ関西)
ワークショップ「甲賀市人権啓発教材『しっているからしているへ』~落書きをめぐって~」「障がいのある子どもとの関わりを考える~兄弟や親も自分の気持ちを大切にしてつながっていくために~」
【ひこね市文化プラザ】 今日の部落差別の実態と啓発活動の課題(北口末広・部落解放同盟中央執行委員)同和地区問い合わせ差別事件から学ぶ(白井幸則・全日本不動産協会滋賀県本部)宅地建物取引業における人権指針の策定について(高木幹雄・滋賀県住宅課)
部落問題・人権意識調査からみえる啓発の課題(竹村一夫・大阪桐蔭女子大学准教授、時岡新・金城学院大学准教授、内田龍史・部落解放人権研究所)甲良町における同和行政とまちづくり(山本日出男・前町長)
【ひこね燦ぱれす】 啓発ビデオ「パワーハラスメント」を利用した人権研修(大西英雄・大阪同和人権問題企業連絡会理事長)啓発ビデオの上映と合評
【米原公民館】 各地人権センターの活動紹介と今後の課題(立岡勇一氏)滋賀県人権センターの取り組みと課題(古高成規氏)草津市人権センターの取り組みと課題(高木洋司氏)





