不思議がいっぱい!親子で夢中
◇東近江・能登川
科学の面白さを体験しようと、能登川子育て支援センターが企画した「子育て講演―かんたんな科学の遊び」がこのほど、東近江市やわらぎホールで行われ、就園・就学前の子どもたちと保護者合わせて七十四人が参加。次々に繰り広げられる実験に「うわーっ」「すごーい」という歓声が上がり、子どもたちだけでなく保護者も夢中になって楽しんだ。
自宅でできる感動体験として、市内各地で科学の面白さを伝えている「コロンブスの卵」の脇徹さん(愛東地区)を招いた親子広場。揚力や音階の仕組み、骨伝導(鼓膜から音を聞く気導音に対して、頭蓋骨から振動が伝わり直接聴覚神経に届く音)を身近な材料で解き明かそうと、ゴム風船を使ったロケットや、ストローとハサミで楽しめる音の科学などを実演した。
さっそく会場の親子も挑戦。骨伝導の実験では、スプーンに結び付けた糸を人さし指に巻き、両耳に差し込んでスプーンを叩くと、梵鐘のような「ゴーン」という鈍い音が―、その指を抜いてもう一度叩くと「キーン」という金属音が響き、子どもたちは「どうして?どうして?」と目を大きくしながら、不思議な音の科学を体験した。
このほか、新聞紙で出来るおもちゃや静電気で楽しむ風船遊びなども紹介された。
理科離れが進む近年だが、脇さんは「本来、子どもは理科が好き。詰め込みの暗記ではなく、発見や驚きといった科学の本質が体験できれば“理科好き”の子どもたちでいっぱいになるはず、こうした遊びの中にも科学の原理が隠れています。また、お母さん、お父さんの笑顔は子どもの元気の素なので、ぜひ、ご家庭で一緒に楽しんでほしい」と呼びかけている。






