江戸時代の御殿雛など100セット うれしい特典「着物でぶらり」も
◇東近江・五個荘
商家などに伝わる家宝雛が一挙に公開される東近江市五個荘地区の『ひな人形めぐり』が二月一日から始まる。
ひな人形めぐりは、寛永雛や享保雛など江戸時代から受け継がれる商家の家宝雛を中心に、総勢百セットを展示する恒例のイベントで、地区内七つの観光文化施設(外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸・藤井彦四郎邸・近江商人博物館・金堂まちなみ交流館、観峰館)で同時に開かれる。
特に、目を見張るのは寛政六年(一七九四)の「御殿雛」。飾り付けに二日はかかるという豪華さで、御殿内に内裏雛や七人官女が華やかに飾られ、宮中行事を再現したかのように庭には公家たちが並ぶ。また、豪商・外村宇兵衛家の雛飾り(大正期)が初公開されるほか、市内に工房を構える人形師東之湖(とうこ)さんの創作雛人形「清湖雛」に新作二体が加わり、総勢二十体の飾り雛の宴が鑑賞できる。
期間は二月一日から三月三十一日まで。二月十四、十五日には「にんげん雛まつり」(外村繁邸で午前十時~正午、午後一時十五分・同三十分)が催され、内裏雛や三人官女、五人囃子に扮する学生らの手酌で甘酒が振る舞われる。小学生以下の子どもたちには雛あられをプレゼント。
さらに期間中、着物で来館すると、近江商人屋敷四館と近江商人博物館、観峰観(会期三月一日~三十一日)の入場無料券、オリジナル一筆箋がもらえる「着物でぶらりひなめぐり」が催される。
入館料は三館共通券で五百円、五館で八百円、近江商人博物館・観峰館それぞれ一館のみは二百円、金堂まちなみ交流館は無料。開館時間は午前九時半~午後四時半。月曜と祝日の翌日休館。問い合わせは、東近江市観光協会(TEL0748―48―2100)へ。






