安土町 地方分権社会を視野に
◇東近江・安土町
魅力ある地域づくりをめざして、第一回安土町まちづくりフォーラム(安土町・安土町まちづくり協議会主催、文化とコミュニティづくり運営委員会・安土町商工会共催、社団法人近畿建設協会後援)が、このほど文芸セミナリヨで開かれた。
平成十八年度から取り組んでいる「まちづくり協議会」や「地域未来(ゆめ)づくり事業」の活動発表や情報発信の場として、一昨年前まで開いていた「安土町新春夢談義」をより地域性のあるものに発展的にリニューアルして開催。各自治会やまちづくり活動関係者、町議や一般町民ら約二百人が参加した。
基調講演「地域コミュニティを再生するには」で同志社大の今川晃教授は、地方分権が進むに連れて、これまでの国から都道府県、そして市町村へ流れる政策から、国・都道府県・市町村が対等の立場で連携し、役割分担の中で課題解決する地方のあり方へ変えていかなければならず、そのために“市民”がどうかかわり、地域をどうして行くかについて、全国の事例などを紹介しながら、参加者と一緒に考えた。
続くパネルディスカッションでは、町まちづくり協議会が「菜の花プロジェクト」、安土町商工会の安土まちづくり研究会が「湖川(うみ)の街道(みち)」事業、地域未来づくり事業で上十六自治会と西老蘇自治会がそれぞれ減災対策・ごみ減量化から始まったコミュニティづくりについて、取り組みや成果、課題などを発表し、これからの地域づくり、まちづくりへ意見を交わした。
コーディネーターを務めた今川教授は、「環境、自然、交流をキーワードに取り組まれており、(住民のみなさんの)パワーを感じました。財政は厳しいが、未来づくり事業が全域に広がるよう、行政も努力してほしい」と、感動と称賛の言葉を贈った。






