竜王町で地域デビュー講座スタート
◇東近江・竜王町
男に磨きをかける「竜王町退職シニア地域デビュー講座~あなたの人生 始めの一歩~」の第二回が十四日、同町弓削にある弓削ふれあいプラザで開かれ、六十歳前後の男性十四人がシニアの健康面を考えた料理を習得した。
この講座(全五回)は、仲間づくりやさまざまな体験活動を通して自らの魅力に磨きをかけ、退職後の人生をいきいきと暮らしてもらうのが狙いで、竜王町福祉課から“竜王町退職シニア地域デビュー支援事業”委託を受けた同町社会福祉協議会が主催している。
対象者は五十八~六十三歳の男性で、参加者十七人のうち半数以上が企業戦士としての第一線を退いた人たち。「孤立・孤独にならないようにしたい」や「六十歳以降も多くの人と交わり、元気にがんばりたい」、「上手・下手にかかわらず、趣味を持ちたい」と退職後の生活を展望するものの、実際は「毎日スケジュールが真っ白」だという。
同じ悩みを抱える仲間と出会い、身近な地域の中で新たな一歩を踏み出そうと、第二回講座では“手軽にできるこだわり料理”に挑戦。
調理前に、講師で栄養士の福井香保里さんが、中高年にとって最も気掛かりなメタボリックシンドロームについて解説し、「年齢相応に緩やかに老いていくことが大切で、食べたら動くを心掛けてほしい。体重を一キロ減らすには、七千キロカロリー減らさなければならず、『もう少し食べたい』というところで終えるのがポイント」と健康的に体内脂肪を落とすコツを伝授した。
バンダナにエプロン姿できめた参加者らは、シニアの健康を意識した料理(煮豚ゆで野菜・ポテトサラダ・チヂミ・茶碗蒸し・ご飯)五品の調理に取りかかり、慣れない手つきながらも具材を次々に切り分けていった。
料理に興味があったという桑原忠士さん(64)は、「竜王町に移り住んで十五年が経つが住んでいる地域から出たことがなく、何か趣味を持ちたいと思って参加した。今回のレシピなら、家でも一人で作れそうでうれしい」と話していた。
今後、マイ徳利(とっくり)とマイお猪口(ちょこ)を作る陶芸教室や健康教室などが予定されている。






