安土町 区長・自治会長会議
◇東近江・近江八幡市
近江八幡市との法期限内の合併について住民説明会を町内全自治会で開いている安土町は、住民から質問が多い近江八幡市財政への不安にこたえるため、緊急の区長・自治会長会議を十七日にあづちマリエートで開催し、冨士谷英正近江八幡市長から市政運営状況を直接聞く機会をもった。
冨士谷市長は、「安土町さんからの要請を受け、近江八幡市のことを知っていただくことはたいへんありがたいと思い、馳せ参じました」とあいさつ。
経営の危機、市本体の危機まで懸念された市総合医療センターについて、大幅赤字の経営実態やPFI事業解約までの経緯と、建設費金利設定等の契約内容や当初の医療収入の過大見込み、経費固定化による経営改善への障害などのPFI事業方式の問題点と、政府資金への切り替えや直接運営に伴う運営費削減効果とシュミレーションなどからの黒字化・安定経営に向けた今後の見通しが示された。その上で、「これで安心では決してない。医療スタッフ、行政、利用者の協力と努力が、よりいっそう必要となる」と、強調した。
このほか、下水道整備は公共下水道より大地震に強く財政負担の少ない合併浄化槽に切り替え、金田小学校は地域コミュニティ活動など複合利用での整備、市営住宅の建て替えは民間活力導入と公有地売却などで、改良住宅の早期売却、市営住宅家賃滞納者の法的処分、市民バスの寄付・国庫補助利用などについても、詳しく説明した。
さらに、近江八幡市の借金や基金などについても具体的な数字をあげ、問題がなく、県内の他市よりも良好で、「無借金財政をめざして知恵をしぼり、努力している」と、自信をのぞかせた。
出席者からは異論や質問はあまり出なかったが、「合併は対等か」「名称は」の質問に、「安土町の立場を尊重する」「今後の協議会で決めるが、安土の名が残るように、なじみのあるものになればいい」と、答えた。






