日中友好の架け橋に
◇東近江
昨年七月から東近江市の行政研修生として市役所に勤務していた中国・常徳市の市職員、陳世鋒さん(35)が、六ヶ月間の研修を終え、このほど帰国した。
陳さんは、常徳市政府で都市基盤整備や国土利用及び都市計画などを専門に担当している職員で、今回の研修では日本語の修得の他に日本の都市開発計画の行政業務についても見聞を広め、優れたところを学んでいた。また滞在中、市民団体や市職員との交流の輪も広め、両市の友好関係をさらに発展さす役割にも努力した。
帰国を迎えた十四日、市役所で送別式が行われ、別れを惜しんだ。
あいさつに立った中村功一市長は「あなたが真剣に研修に励む姿や一生懸命に日本の文化を吸収しようとするひたむきな姿に、多くの市民のみなさんが感銘を受けたことと思います。東近江市での貴重な体験や思い出、研修で得た経験を常徳市でのまちづくりに活かしてください。帰国後は、両市の友好親善の発展に活躍してくださることを願っています」とはなむけのことばを送った。
これに応え陳さんは「多くの方にいろんな所に案内していただいたことや、とても親切にしていただいたことに心から感謝しています。都市基盤整備計画の研修は、是非学んでみたい分野でした。東近江市の緑豊かな自然環境や安全安心のまちづくりはすばらしい取り組みだと思いました。中でも、ごみの減量や再利用、下水道処理システムや処理技術の水準の高さは素晴らしく、常徳市も見習うべきだと感じました。東近江市で教えて頂いたことをいつまでも忘れず、帰国後も日中友好のために努めたいと思います」と感謝した。
常徳市とは相互に職員の派遣交流を行っており、陳さんは十四人目の研修生。送別式で中村市長から「修了証書」が手渡された。






