近江八幡市の子どもたち
◇東近江・近江八幡市
子どもたちが、着物装で百人一首を楽しんだ。近江八幡市の八幡公民館で開かれている「和装礼法こども教室」の一環として、「みんなでチャレンジ 五色百人一首大会」が、六日に同公民館で開かれた。
大会は、広く子どもたちに日本文化に親しんでもらおうと、教室を開く市装道和装礼法こども教室実行委員会が、二年前から開催している。教室生のほか、応募参加の小学生、幼稚園児ら三十一人が参加した。
参加者は、教室で指導する内藤郁子さんら装道和装礼法の講師らにより、女児は色鮮やかなゆかたを着せてもらって、男児ははかま姿に変身して、大会に臨んだ。
大会は、二十枚ずつに色分けした「五色百人一首」の青色二十枚を使って、経験者と初心者のグループに分かれて、四試合ずつの予選と、勝ち残った十六人による決勝トーナメントで競った。
TOSS五色百人一首協会滋賀支部のメンバーで、五色百人一首の普及と指導を行っている県内の小学校教諭六人から、一通りのルールを学んだあと、いよいよ対戦へ。
ゆかた姿の子どもたちが向かい合い、「あさぼらけー ……」など読み手の声が聞こえるや否や、元気な「はい!」のかけ声や、パタンと札を勢いよく押さえる音、先に取られて「あっー」と悔しがる声が、会場に響いた。
決勝トーナメントは、まさに真剣勝負。最後まで勝ち上がった村井瑛くんと片山咲希さんによる決勝戦は、周りの子どもや大人たちからも熱い視線が注がれ、互いに一歩も譲らず、手に汗握る大接戦を繰り広げた。
その結果、九枚取った村井くんが、わずか一枚差で片山さんに競り勝ち、見事優勝を果たした。三位には、元木実優さんと佐川美咲さんが入った。
表彰式のあと、子どもたちは和装礼法に従って、指導してもらったTOSS五色百人一首協会滋賀支部のメンバーにお礼の気持ちを込めたあいさつで、大会を締めくくった。







