東近江行政組合消防本部出初式
◇東近江・近江八幡市
東近江行政組合消防本部の平成二十一年消防出初式が六日、近江八幡消防署(近江八幡市小船木町)で開かれ、出席した消防、行政、自主防災などの各関係者約三百人が、今年一年の防災・防火への備えに対する決意を新たにした。
第一部の式典は室内訓練場で行われ、同組合消防音楽隊の演奏で、消防本部、近江八幡署、八日市署、日野署、能登川署の五個中隊、一個大隊総勢百九十一人が分列行進で入場、殉職者への黙とう、出場報告を行った。
また、永年勤続や大会出場などの職員二十五人を業績表彰でたたえ、冨士谷英正組合管理者と藤川茂幸消防長が表彰した。
式辞で冨士谷組合管理者は、関係者の日頃の労苦をたたえるとともに、「今日の広域で長期化する自然災害や多数の死傷者を出す救急災害の発生などに対応するため緊急消防援助隊の迅速出動が要請され、当本部でも体制を整備した。地域と一体となった総合防災に努力していく」とあいさつし、本年が平穏な年になることを願った。
中村きよ子東近江地域振興局長、村瀬孝近江八幡警察署長、中村肇組合議会議長、吉澤郁一東近江消防団連絡協議会長からも、昼夜を問わない献身的活動への感謝の言葉が贈られると共に、地域防災力の向上、消防と警察の連携・協力、救急の適正利用の啓発、自助・共助のリーダーとして地域住民の付託にこたえるための日々の訓練など、新年の誓いを込めた祝辞が述べられた。
最後に、藤川消防長が「消防力強化には、消防団・女性防火クラブ・企業・自治会などと一体となった消防行政が重要。安心で安全に暮らせ、災害に強いまちを目指し、『住宅用火災警報器の設置促進』『積極的情報交換』『老朽署所の施設整備』を重点目標に、職員一人ひとりの英知を結集して、住民から信頼される消防を目指す」と、訓示した。
第二部の消防演技は新春の青空の下、屋外訓練場で行われ、音楽隊によるドリル演奏三曲が披露されたあと、各消防署の消防車や救急車など関係車両十台、職員四十八人が参加して、大規模地震で高層建物での火災や建物の倒壊が発生したことを想定した救助と消火訓練が、本番さながらに繰り広げられた。
近所の子どもたちや家族連れも見学に訪れ、目の前で次々と繰り広げられる訓練を熱心に見守った。訓練終了後には、消防車や救急車の前で記念写真を撮るなどしながら、防災への意識を高めていた。
職員表彰は次のみなさん。敬称略。
【管理者表彰】三十年勤続 西村純次・渡邊喜生則
【消防長表彰】十年勤続 今村英記・中島功・川並征弘・東智也・西塚茂則▽全国消防救助大会出場 中村亘孝・辻徹也・浦根政景・高橋良彰▽消防救助技術東近畿地区指導会出場 川副直輝・丸本慎也・池野英文・林祥平・川嶋伸悟・田井中善典・板倉堅司・竹田誠悟▽消防研究会 満田智明・喜山徹・福井啓介(全国大会推薦)西出芳城・田中寿明(東近畿支部大会出場)▽音楽隊 上原康雄







