産業・観光で大きな期待 甲賀市中心部へアクセス向上
◇甲賀・甲賀市
京阪神と中京の二大都市圏を最短で結ぶ新名神高速道路で今年三月下旬、土山・信楽両インターチェンジ(IC)に次いで「甲南インターチェンジ」が開通する。甲賀市中心部へ直接アクセスできるインターとして、産業、観光、生活で大きな期待が寄せられている。
同インターは、中日本高速道路(株)建設の土山、信楽両インターと異なり、県が総事業費約三十四億円を投じて平成十七年七月から建設を進めてきたもの。
産業面は工場立地で効果がすでに出ている。甲賀地域においては、平成十八年は同十四年と比べて四倍増の二十件で、県内立地件数の五割を占めるほど好調だった。十九年はやや落ち着いたが、それでも県内トップの十三件で、県全体の二割を占めた。
インターから自動車でわずか五分の工業団地「甲南フロンティアパーク」(二十三区画)。六年前から分譲を始めたばかりだが完売。交通アクセスの良さや京阪神と中京の中間という条件の良さから、他の工業団地と同様ここ数年で誘致件数が伸びた。
また観光面では、新名神開通で陶都・信楽や忍者屋敷、ゴルフ場への観光客が約二割アップし、甲南インター開通でさらに増加が見込まれる。
同市商工観光課は「観光協会と連携して物産販売、キャンペーンに力を入れるとともに、なるべく長期滞在してもらえる観光ルートを設定していきたい」と意気込んでいる。






