八幡小学校の5年生
◇東近江・近江八幡市
地域の伝統産業を学ぶ総合学習「あきんどくんに挑戦」に取り組んだ近江八幡市立八幡小学校(本町 八耳哲也校長)の五年生百四十六人が、手づくり製品を販売した収益金の一部で購入した車いす二台を、二十二日の終業式で近江八幡市社会福祉協議会に寄付した。
終業式の最後に、五年生の児童を代表して中江直人くんら四人が、学習の内容や寄贈の思いを書いた作文を発表し、「大切に使ってください」と、中村芳雄市社協会長に贈呈した。
中村会長は、「八幡小学校のみなさんからは毎年車いすを寄贈いただき、たいへん感謝しています。障がいをもった人や高齢者のみなさんのために大切に使わせていただきます」と、礼を述べた。
五年生は、六月から伝統産業を学び、九月からは学区内の作業場などを訪ねて、竹炭にするための竹割りや、ヨシですだれを編む体験などにも挑戦、十一月には八幡堀周辺で、自分達が作った竹炭、ヨシ製の写真立てや壁掛け、皮製の巾着袋やストラップなどを観光客らに販売した。
同校では七―八年前から地域の伝統を学ぶ総合学習を授業に取り入れ、近江商人が大切にした売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の精神を学んでおり、今年も売り上げ金十一万円で、車いすを購入したほか、市立図書館の「あきんど文庫」に図書を寄贈した。






