店内は元気と明るさいっぱい 安土駅前の注目の新スポット
◇安土
安土駅前に障がい者が働く新しいスポットが誕生し、まちの話題となっている。
駅前にひときわ目立つ天主タワー一階スペースを利用したショップ「Reach out(リーチアウト)」。スタッフ持ち前の元気と明るい笑顔で、地域の人たちや観光客をあたたかく迎えている。
店内には、近隣の障がい者施設で作られた手づくりの食品やかわいい置き物、おしゃれな小物などのほか、地元の特産品などが並ぶ。
店名の「Reach out(リーチアウト)」は、手をつなぎあっている人を描いた絵画の題名から由来しているが、「みんな一緒に、仲良く、地域の中で生きて行けたら」という願いが込められている。
地元企業の藤井建設が障がい者を雇用したのがきっかけで、障がい者の働ける場所を探していたところ、安土町商工会と安土町観光協会の協力で、以前に観光案内施設「安土ぶらんど館」として使われていたこの場所を地域活性化のためにも有効活用させてもらうことができるようになった。
六月の「あづち信長まつり」の日にオープンして半年が過ぎ、置いている商品のファンやリピーターも徐々に増えてきた。
現在ここで働いているのは、東近江市の「凧日和(かいとびより)」から東近江市と安土町の女性二人と、東近江地域働き・暮らし応援センターから紹介の男性一人の三人。木曜日以外の午前十時から午後四時まで、交代で店を切り盛りしている。
スタッフ自身も「安土の特産品について知識を広げたり、一所懸命つくられたものを紹介できてうれしい」「いろんなものが、いろんな人に分かってもらえてうれしい」などと、いきいきと働く。
三人を支える東近江あんしんネットワークのあんしん相談員・藤井美智子さんは、「地域の人たちに気軽に立ち寄ってもらえる施設にしたい」と、集客に向けた工夫とアイデアをひねっている。
ここでの売れ筋は、凧日和のパウンドケーキ(百二十円)とラングドシャ(二百円)、あかね寮のとうふ(よせ百七十円、ざる二百五十円)、きぬがさ作業所のマフラーやさをり織り製品など。このほか、商工会のよしうどんや同店限定販売の信長金平糖(千円)などもお土産に喜ばれている。
問い合せは、株式会社藤井建設(TEL0748―46―5546)。






