地域コミュニティーに何が必要か
◇東近江・湖東
東近江市男女共生フォーラム「男と女あなたとともに地域づくり」(市、市男女共同参画推進協議会主催)は十三日、同市立湖東公民館多目的ホールで開かれた。
フォーラムには、協議会加盟団体などから約百五十人が参加し、魅力と活力あるまちづくりに何が求められているかをテーマに、自治会活動の事例発表や基調講演などを通じ、それぞれの立場から活動への課題を探った。
推進協議会の樋口一会長が「フォーラムを通じ男女共同の必要性を学んでほしい」とあいさつし、中村功一市長は、このまちをしっかり次世代に引き継げるよう、それぞれの活動に参画してもらって「女性パワーをあらゆる分野で発揮していただきたい」と激励した。
男女共同参画リポーター(七人)による大型啓発紙芝居で、女性が自治会長になるには「家族の理解が必要」と訴え、湖東地区北清水町の坪田康基自治会長が「北清水町自治会における男女共同参画の取り組み」について事例発表を行った。
続く基調講演では、滋賀文化短期大学の谷口浩志教授が「男女共同参画の視点に立ったまちづくり」をテーマに語り、快適な生活を送るには「家庭だけでなく、住みやすい地域が求められる。男性社会だけでの地域づくり、まちづくりは考えられず、男も女も考えていることを話し合える場づくりが必要」と前置きし本題に入った。
防犯、災害、子育て、介護など、安心して暮らすには、隣近所が助け合う協力体制「地域の力」が求められ、昼間に仕事などで家にいない男よりも、まちづくりには「女・老人・子供の連携が大切になる」と訴えた。
この地域コミュニティーの確立には、地域にとって何が大事なのかを議論し、ここに育ってよかったと思える「子供への思い出づくり」を話し合い、みんなの思いをビジョンにまとめることが不可欠で、女性が参画しないまちづくりは考えられない」とも。
役割意識(ジェンダー)に関しては、個人の能力に男女の関係はなが、現実のものとして壁があることを自覚して対処することが重要で、地域を変えていくには「家庭・家族の理解が最大のポイントになり、老若男女が力を合わせて、まちづくりに取り組むことを願う」と締めくくった。
最後に、性別にかかわりなく、個性と能力が十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指して、家庭、地域から変えるため「先ず自らが変わり、変える努力をしよう」とのフォーラムアピールを参加者全員で確認した。







