健康増進に役立てて、次回は3月
◇東近江・八日市
医療法人敬愛会東近江敬愛病院(八日市東本町)でこのほど、インフルエンザ・ノロウイルスの症状と予防をテーマにした「健康セミナー」が開かれた。
医療情報を広く提供することによって、地域住民の健康増進や維持に役立ててもらおうと、地域貢献活動の一つとして今年六月からスタートした公開セミナーで、各診療科の医師や看護師らが講師となり、高血圧症や骨粗鬆症など身近なテーマで分かりやすい解説を行っている。
三回目の今回は、全国的に流行傾向にあるインフルエンザ、ノロウイルスの感染被害を未然に防ごうと、植松靖之内科医長と荻田千歌主任看護師が大型プロジェクターを使い、感染経路や予防方法、感染した場合の対応などについて説明した。
ノロウイルスは、食中毒や感染症など様々な感染経路を持つ冬場に多いウイルスで、嘔吐や下痢、発熱を主な症状とする急性胃腸炎を引き起こす。熱はあまり高くならないものの、免疫力が弱い乳幼児や高齢者は脱水症状を起こして重症化する場合もあり、「早めの治療と慎重な経過観察が必要」と呼びかけた。併せて、家族への二次感染を防ぐ塩素系消毒液の作り方や嘔吐物の処理方法が伝えられ、参加者らは熱心に耳を傾けていた。
澤田瀬平事務次長は「特定医療病院として社会に貢献できるよう、こうしたソフト面の充実にも力を入れていきたい」と意欲的。さっそく、院内スタッフによるサービス向上委員会で次回(来年三月)のテーマを考えたいと話している。






