実践と思想に学ぶ
◇湖南・草津市 戦後、戦災孤児や知的発達障害をもつ子どもらを保護、教育する場として近江学園を設立し、国内の福祉・教育に指針を示した糸賀一雄が没して四十年を迎えるのを記念してこのほど、長寿社会福祉センター(草津市笠山七丁目)でシンポジウムが開かれた。 シンポジウムでは始めに、高谷清氏(前びわこ学園長)が、糸賀一雄の実践と思想形成について紹介。有名な言葉「この子らを世の光に」については、「『この子』が発する『光』を浴びるということでない。何かを得るのでなく、自らの中にある『光』に気づくということ」と話した。 また、別会場では近江学園に関連した写真や資料の展示のほか、「人は人間関係の中から成長する」「愛情が消化され自分を見つめる愛、社会を見つめる愛に成長する」と諭す最後の講議(昭和四十三年)の録音テープが流されていた。






