訓練で管理体制見直す
◇東近江・日野町 歳末にかけて犯罪の多発が懸念される中、東近江・愛知・日野地区コンビニエンスストア安全なまちづくり協議会と東近江警察署が三日、日野町松尾のセブンイレブン日野町松尾店で「強盗訓練」を実施した。 今年、県内でコンビニエンスストアを狙った強盗事件が四件発生している。そのうち一件は、十月五日未明、ファミリーマート八日市インター店で起こったもので、いまだ犯人は捕まっていない。 他人事ではいられない危機感を持ちながらの訓練は、包丁片手に強盗犯が押し入り、店員から現金を奪い逃走するという想定。刑事扮する覆面強盗犯の迫真の演技に、店員は警備会社へつながる通報装置を押すことはできたものの、逃げる犯人を追跡して車両にカラーボールを投げ付けるという行動をとれなかった。 対応した男性店員は「頭が真っ白になり、お金を出そうという思いばかりで次の対応がわからなかった」と話し、そばにいた女性店員も「びっくりして、犯人の特徴を覚えることしか考えていなかった」と振り返り、訓練の必要性を痛感していた。 訓練後、見学していた同協議会加盟店のマネージャーら約二十人も参加して、模擬カラーボールの投てき訓練が行われた。 同協議会の若林淳一会長は「訓練によって、もしもの時も対処できるよう取り組んでいきたい」と語り、東近江警察署員が各店舗の管理体制見直しや店員の危機管理意識向上の徹底を促した。






