東近江署管内 指導訪問や老ク啓発
◇東近江 東近江署管内における交通事故で死亡した人は、昨年に比べ六人増の十二人と急増している。このうち六十五歳以上の高齢者は十人で、八人増えたばかりでなく、全死者の八割以上に達するなど、最悪の事態に陥っている。 県下の交通事故による死者は六十九人で、うち高齢者は三十二人と半数以下にとどまっているが、東近江署管内の高齢者十人は県全体の三割以上を占めている。 特に、夕暮れ時から午後八時にかけての死亡事故が八件発生し、うち六人が高齢者で、五人が歩行中だった。昼間では自転車乗用中が目立つ。 このことから東近江署は、高齢者の交通死亡事故多発警報が発令された先月、管内の高齢者宅約五百世帯を交通安全協会女性部と共に訪問した。 多発している高齢者死亡事故の現状ほか、歩行や自転車、運転中の注意点を説明し、夕暮れ以降の外出時にはパンフレットと共に手渡した反射材を使用するよう呼び掛けた。 一方、東近江市老人クラブ連合大会の研修会でも、県警本部交通安全推進ふれあいチームを招き、同様の啓発活動にも取り組んでいる。東近江署がまとめた年内の交通死亡事故状況(十一月二十一日現在)は次の通り。 (1) 一月二十日午後五時半、建部下野町の県道、普通乗用―歩行者、七十代の女性死亡 (2) 一月二十四日午後七時前、林田町の国道、軽トラ―大型トラック、七十代の男性死亡 (3) 二月十日午後七時半過ぎ、山上町の国道、軽トラ―歩行者、七十代の女性死亡 (4) 三月三十一日午後八時前、川合町の県道、普通乗用―歩行者、五十歳の男性死亡 (5) 四月十二日午後二時過ぎ、日野町の町道、軽乗用(単独)、九十代の男性死亡 (6) 五月三日午後二時過ぎ、桜川東町の市道、農耕トラクター(単独)、七十代の女性死亡 (7) 五月八日午後十時半過ぎ、種町の県道、自動二輪―軽乗用、三十代の男性死亡、 (8) 六月二日午後八時前、下二俣町の県道、軽トラ―歩行者、七十代の女性死亡 (9) 八月十八日午前十一時半、垣見町の市道、軽乗用―自転車、七十代の女性死亡 (10) 十月三日午後七時半前、東今崎町の市道、普通乗用―歩行者、七十代の男性死亡 (11) 十月十九日午前十時半過ぎ、建部下野町の県道、軽乗用―自転車七十代の男性死亡 (12) 十一月七日午後五時半前、五個荘竜田町の市道、普通乗用―歩行者、七十代の女性死亡






