県会へ知事意見案提出
◇全県
国土交通省の淀川水系河川整備計画に含まれる大戸川ダム(大津市)と丹生ダム(余呉町)の建設などについて嘉田由紀子知事は三日、十六項目からなる意見書案を開会中の県議会へ上程した。二十二日の採決で同意を得られれば、同省近畿地方整備局へ提出する。
内容は、大戸川ダムについては、「中・上流の改修の進捗とその影響を検証しながら、その実施についてさらに検討を行う必要がある」との京都府の提言を踏まえ、下流の財政負担が見込まれない中、「施策の優先順位を考慮すると河川整備計画に位置付ける必要はない」と計画の白紙撤回を示唆している。
また、ダム予定地の生活再建や振興策を「引き続きその責務を果たされたい」と事業主体である国へ求めている。
丹生ダムに関しては、「事業計画や事業費および負担割合が明らかにされていないことから、渇水対策容量の必要性を含め速やかに調査検討の成果を提示するとともに、本県とも早急に協議されたい」としている。





