出町遺跡調査速報展=近江八幡市役所玄関脇で=
◇東近江・近江八幡市 近江八幡市役所玄関脇の展示ケースで、市が今年実施した出町遺跡四十九次調査の成果を紹介する速報展「古墳時代にタイムスリップ」が開かれている。十二月一日まで。 調査は、住宅開発に伴って五月二十二日から九月十一日まで実施。古墳時代前期の川、建物、溝などの跡が見つかり、川の中からは当時の生活の様子がうかがえる土器や木器をはじめ、ひょうたんやドングリ、モモの種などの植物が数多く出土した。八月八日には、現地説明会も開かれた。 川から枝分かれした溝は七十メートル以上続く人工的なもので、水田開発などに利用されたのではないかとみられる。また、出土した舟の形をした木器や各種土器から、「水辺の祭祀(さいし)」が行われた場所と考えられている。 また、地元製の土器以外に、東海、北陸、畿内製と思われる土器が見つかっており、広範囲での地域交流があったことを物語っている。






