10月の県内企業倒産動向=
◇全県 東京商工リサーチ滋賀支店によれば、十月の滋賀県下における負債額一千万円円以上の倒産件数は二十三件、負債総額は十六億八千八百万円であった。単月倒産件数としては平成十三年九月、十九年五月の二十二件を上回り過去最悪となった。 また単月倒産発生件数が十件以上となるのは、昨年四月から今年十月まで十九か月間連続となり、過去最悪を更新した。 サービス業の倒産が増加したことが単月の件数を押し上げた要因で、前月に比べ九件増(六四・二%増)、前年同月に比べ十件増(七六・九%増)となった。 一方、負債額は、最大でも民事再生手続開始を申立てた朝日店舗総業(株)の約四億円で、一億円以上の負債額の倒産は五件に止まり、九億一千七百円の負債を抱えた井上硝子工業(株)の倒産のほか、一億円以上の負債を抱えた倒産が七件発生した前月に対して十一億四千八百万円減(四〇・四%減)、一億円以上の倒産が三件であった前年同月に対しては五億七千五百万円増(五一・六%増)となった。 産業別では、一次産業一件(構成比四・三%)、建設業七件(三〇・四%)、製造業四件(一七・三%)、卸売業一件(四・三%)、小売業二件(八・六%)、不動産業一件(四・三%)、サービス業七件(三〇・四%)であった。金融・保険、運輸・通信での発生はなかった。 東京商工リサーチ滋賀支店では「年間発生件数でも過去最悪を更新する情勢となっている。このような状況下で金融危機に端を発する世界同時不況ともなれば経営状態の一段の悪化、破綻に追い込まれる企業がさらに増加する」と予想している。





