国立滋賀病院で合同消防訓練=通報・避難誘導・初期消火を確認=
国立滋賀病院で十四日、同病院と八日市消防署の合同消防訓練が実施され、病院職員と消防隊員の計六十四人が、本番さながらの訓練を通して相互の連携を確認した。 想定は、第三病棟から出火、延焼したのを受け、職員が患者を屋外へ避難・誘導させたが、屋上と三階病棟内に逃げ遅れた患者がいる、というもの。 火災発生を知らせる緊急放送が院内に流れると、職員らは患者役の職員を担架に乗せたり、重要書類を持つなどして駐車場へ約五分で避難し、責任者に持ち場の状況を報告したり、消火器で初期消火にあたった。
この後、通報を受けた消防車が続々と到着し、隊員らは大きな声をかけてあって手順を確認しながら、屋内進入とはしご車の二手に分かれて、きびきびとした動きで消火と救出にあたった。 救出では、屋上に取り残された患者を救出するため、梯子(はしご)車の梯子を伸ばし、「今そちらに行きますので落ち着いて」と励ましながら、梯子を慎重に近付けて患者を無事に救った。 このほか、救護所での応急手当て、消防車による一斉放水などの訓練が行われ、約三十分ほどで終了した。 村田隆副署長は最後に「病院火災で共通するのは、初期消火の失敗、通報の遅れ、防火設備が適正に機能しなかったなどがあるので気をつけてほしい」と意識の高揚を促した







