県政NOW 伝統と革新~「和菓子職人の技が拓く日本の未来」
急な解散による総選挙も終わり、第221特別国会が18日に召集。全閣僚、副大臣・政務官は全員再任され、第二次高市政権がスタートしました。
20日には首相の施政方針演説が行われ、代表質問を皮切りに論戦が始まります。実りある国会議論で早期の予算成立に期待をするものです。
先の演説において、高市総理は日本の技術力向上と新技術立国の実現を重視する姿勢を表明されました。AIやデジタル技術の発展は重要ですが、それらを支える日本の確かなものづくり技術の継承も不可欠です。
その、ものづくりに係る技術に関して、「現代の名工」として卓越した技能を持ち、その分野で第一人者と認められる技能者を表彰する制度があります。職人が若者に目標を示し、優秀な技能者の育成と技術の次世代への継承を目的としています。
この度、お世話になっている方(Kさん)が和生菓子の部門で「現代の名工」を受賞され、お祝いの席にお招きいただきました。誠におめでとうございます。
昨年の全国菓子博覧会の視察の折、造形菓子の美しさと繊細な技術に見惚れておりました作品が、今回受賞された方の作品でした。もちろん、食べ物ですから口にして美味しいのは当然ですが、目で見て、そこから広がる物語を感じるという初めての体験でした。
こうした技術、特に和菓子は日本古来の文化であり、長年積み上げられた技術と脈々と受け継がれてきた歴史はこれからも大切に守っていかなければなりません。
その歴史的技術にAIやデジタル技術などが融合され、また新たな製品が生まれ、すなわち、新技術立国へとつながるものと思います。
今日(執筆時点)は2月23日天皇誕生日です。天皇陛下は、日本のものづくり技術、地方の伝統工芸、職人の技や中小企業の現場を大変重視されておられます。「現代の名工」はこうした背景もあって生まれたのではないかと思います。
始まった滋賀県議会においても、日本の産業技術や伝統的な匠の技を次世代へ引き継ぐという観点で議論を深めていきたいと思います。






