「健康しが」をめざして 万里の道も一歩から
湖国にも澄んだ冷たい空気が流れる季節となりました。今年も、長浜にオオワシ「山本山のおばあちゃん」が元気な姿を見せ、変わらぬ冬の風物詩に心が和みます。
今回は、11月8日から10日にかけて訪問した中国・湖南省での取組をご紹介します。
恒久平和への誓いを新たに
滋賀県と湖南省の交流は、琵琶湖と洞庭湖のご縁から1983年に友好協定が結ばれたことに始まり40年以上続いています。文化、環境、経済、観光、医療、青少年など、交流分野は広がり続け、双方の信頼を着実に深めてきました。
今回は、平和を願い、文化を育み、未来を担う150名余の県民の皆さんとともに訪中しました。戦後80年の節目に、長年の両県省交流の積み重ねがあってこそ実現したものであり、恒久平和への思いを共有できたことは大変意義深いものでした。
また、湖南省トップである湖南省委書記とも初めて会談し、青少年交流、文化・スポーツ、コンテンツ産業振興、健康・介護の4分野で連携を強化することで一致しました。
若者に交流のバトンを
私自身が初めて湖南省を訪れたのは、2002年、「滋賀青年の翼」事業に参加した時です。その際に心に刻んだ「万里の道も一歩から」という言葉は、今も私が心がけていることです。今回の訪問においても高校生が書道展や学生交流を通じて互いを理解し、友情を育んでいる姿が印象的でした。若い世代の国際交流は、未来の平和を支える大きな力になると強く感じています。
湖南省との友好交流の根底には、雨森芳洲先生の「誠信の交わり」、すなわち誠実さと信頼を重んじる精神があります。「山川異域、風月同天」という言葉のように、立場や場所は異なっても、誠信の交わりの心を持って、様々交流を続けていくということが大切です。滋賀県と湖南省の絆をこれからも大切に紡ぎ、未来を担う若者へと交流のバトンをつないでいきたいと思います。







