自民は悲願の議席奪還
次点の国民新人堀江氏、猛追及ばず
【全県】 任期満了に伴う第27回参議院議員通常選挙が20日に開票され、改選1議席に対し7人の新人が立候補した滋賀県選挙区では、自由民主党新人で前守山市長の宮本和宏氏(53)が20万2850票を獲得し、初当選した。当日の投票率59・69%。
投開票日、宮本氏の支援者らは大津市内のホテルに集まり、開票を見守った。午後11時過ぎ、当確の一報が陣営にもたらされると、会場には安堵の溜息と拍手が広がった。
その後、別室に控えていた宮本氏が当選祝勝会会場に姿を見せると、より一層大きな拍手がわき上がった。壇上に立った宮本氏は陣営や県連の議員らとともに万歳三唱で勝利を祝った。また、支援団体や選対関係者の代表者らから宮本氏に当選を祝う花束が贈られ、最後は県内の市町長らとともに琵琶湖周航の歌を合唱した。
祝勝会の中でメディアのインタビューに応じた宮本氏は「日々、厳しさが増していくのを感じた選挙戦だったが、多くのみなさまに支えられて何とか勝ち抜けた」とし、「6年前に自民党が失った議席を取り戻せた。今回の選挙で県民から聞いた様々な意見をしっかり国政に届けて、日本の社会を前に進めていく仕事をさせていただきたい」と語り、「国土交通省で勤務していた経験を生かし、国県市町の連携で豊かな滋賀県をしっかり作っていきたい。そして、外交安全保障をしっかりやりながら、日本経済の改革にも取り組んでいきたい」と意気込んだ。
宮本氏への当選証書はきょう23日、県選挙管理委員会から付与される。
次点の国民・堀江氏(38)は草津市の事務所で、「期待に応えられず、申し訳なかった」と頭を下げた。母子家庭で育ち、「どんな状況でもチャレンジできる社会」を掲げ、賃上げのほか、教育格差是正を訴えた。
しかし、立憲との候補一本化が選挙直前まで遅れた上、他の野党が候補を立て、反自民票が分散した。







