県とびわこ学院大学が包括連携協定締結
【県・東近江】 県とびわこ学院大学および同大学短期大学部(東近江市布施町)がこのほど教育・福祉人材の育成をはじめ、多様化する地域課題に適切に対応し、より幅広い分野での相互に連携を図ることで県の発展に寄与することを目的に、包括連携協定を締結した。
県が県内大学と同様の協定を結ぶのは9例目、同大学が地方自治体と同様の協定を結ぶのは、東近江市、愛荘町、野洲市に続く4例目。都道府県単位の自治体相手としては初となる。
同協定に基づく主な取り組み次の通り。
(1)「人材育成に関すること」▽滋賀県の保育を担う保育者の育成▽滋賀県の教育を担う教員の養成▽滋賀県の高齢者福祉を担う介護福祉士の育成▽滋賀県の子どもの家庭福祉を担う人材の育成▽現役保育士等の専門性向上を図るための講習の実施。
(2)「教育の振興に関すること」▽学校と連携した教育・研究活動の展開▽学生の学校教育ボランティアの参加▽図書館との連携を通じた教育・研究活動の展開。
(3)「滋賀県の活性化・若者の定着に関すること」▽多様な人々が参加する地域活動への取り組み▽滋賀県内企業への就業体験や学内企業説明会の開催を含む就職支援▽介護の未来を考えるプロジェクトへの参画。
(4)「スポーツ振興、健康・福祉の増進に関すること」▽国スポ・障スポ大会の大会運営のサポート▽学生の滋賀県内スポーツイベントへの参加▽地域社会が抱える福祉的課題の解決に対する取り組み▽子どもから高齢者に至るまでの健康づくりの増進と普及啓発。
(5)「その他両者が協議して必要と認められる事項」。
協定締結式は県公館(大津市京町4)で開かれ、三日月大造知事と同大の沖田行司学長がそれぞれ協定書に署名した。
その後に行われた記者会見で三日月知事は同大学・同大短期大学部の学科・コース構成について「県民市民の生活にとって重要な学科・コースをそろえ、優秀な人材を輩出してもらっている。とりわけ、保育・教育・福祉・スポーツの分野では様々な連携をしてもらっていることに心から感謝する」とし、「地域に密着し、地域に飛び出しながら、地域の人たちとの関わりの中で学んでいることを誇りに思い、大変心強い」と述べた。続けて「特に今回の協定で、近江鉄道を利用した沿線活性化へも連携強化できることに期待している」と語った。
また、沖田学長は「地域貢献は大学の理念。学生の8割が県出身者で、これまでも地域の活性化に貢献してきた」と語り、「この協定で教育と研究がより豊かになり、県との連携が大学にとっても新しい展開になるのではないかと期待を持っている」と述べた。






