第20回世界湖沼会議に県からも出席
【県】 昨年12月、湖沼と関連する生態系の維持・保全・再生を目的とした国際デー「世界湖沼の日」(8月27日)を国連が制定してから初となる第20回世界湖沼会議(主催・公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)、グリフィス大学(豪))が今月21日~25日、オーストラリア・ブリスベンで開催され、県からも琵琶湖に関する取り組みが世界に発信される。
「世界湖沼の日」と定められた8月27日は、1984年に大津市で第1回世界湖沼会議が開かれた日にちなむ。同会議は、世界各地から研究者・行政・市民・NGOが一堂に会し、世界の湖沼とその流域で起こっている多様な環境問題の解決に向けて議論し、情報交換を行う国際会議の一つ。今年の第20回同会議のテーマは「湖沼の声:総合的流域管理をめざして」となっている。
県からは、岸本織江副知事が開会式のパネルディスカッションに出席、目片信悟県議会議長が「世界湖沼の日」に向けたハイレベルメッセージに登壇することに加え、県主催の「世界湖沼の日」スペシャルセッションでは、県の姉妹友好州省などとの取り組みから、各国・地域が取り組む湖沼環境保全の先進事例について共有し、「世界湖沼の日」制定を契機とした湖沼環境保全の機運醸成を図る。さらに、初の試みとして県内の高校生を現地に派遣し、次世代を担う若者ならではの発表や交流の機会を設ける。
派遣される学生は県立膳所高校(1人)、県立彦根東高校(1人)、県立水口高校(2人)、立命館守山高校(1人)の5人。高校生・大学生・若手研究者らが環境保全や研究活動について自作したショートフィルムを通じて紹介し、湖沼の保全における革新的な解決策や直面した課題を発表する「ユースセッション」や各国の代表者らが活動を元に作成したポスターを用いて取り組みや研究の成果を発表する「ポスターセッション」に参加する。
定例記者会見で県からの同会議参加を紹介した三日月大造知事は「湖沼をテーマに多様な主体とどう連携するか、あらゆる生きものに対する生態系サービスの中で湖沼をどう位置付けるかなどを学び、また県の取り組みを世界に発信してほしい」と期待を語った。
また、県では同会議とは別に「世界湖沼の日」制定記念イベントとして、8月27日午前10時~午後5時、県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)中ホールで、学生などからの報告を含む湖沼環境保全に関するパネルディスカッションや鳥取県・島根県両県知事と三日月知事のオンライン対談、大阪・関西万博での配信・中継などを行う「(世界湖沼の日×MLGs)第4階みんなのBIWAKO会議」の開催も予定している。






