施設間連携から新たな角度の企画も
【全県】 県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦、青木幸一館長)、県立陶芸の森(甲賀市信楽町勅旨、松井利夫館長)、県立美術館(大津市瀬田南大萱町、保坂健二朗ディレクター)、県立琵琶湖博物館(草津市下物町、亀田佳代子館長)、県立琵琶湖文化館(大津市打出浜、井上優副館長)の県立ミュージアム施設5館の代表者らが県庁で合同記者発表会を開き、各館25年度の事業予定と今後の連携した取り組みの展望などについて発表した。
県では2022年、県立ミュージアム施設5館が連携しながら様々な事業を実施することで、各施設の魅力向上と滋賀の美の多面的な発信にこれまで以上に取り組んでいくことを目的に「美の魅力発信5館ネットワーク」を設置、共同展示や連携企画、交流などに取り組んでいる。
今回の合同記者発表会は、開催中の大阪・関西万博や今年県で開催される第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ・障スポ)、来年開催予定の安土城築城450年祭など、県に関する大きなイベントが連続することや、昨年末に制定された「世界湖沼の日」に関連した琵琶湖への関心の高まりなどを県の魅力を発信する好機ととらえ、世界有数の古代湖である琵琶湖や自然と共生する中で育まれてきた文化・文化財、ゆかりのアーティストによる芸術など、滋賀の多様な美を県内だけでなく、国内外からの来館者をはじめ、多くの人に楽しんでもらおうと企画された。
各代表者らの発表によると、各館それぞれが趣向を凝らした企画や事業を実施するほか、今年度は安土城考古博物館と陶芸の森による連動企画展が両館で催されるなど、連携した企画も行われる。
各館の代表者らは「他の都道府県と比べると巨大なミュージアムがないが、一方で、静かな湖畔のほとりにある滋賀県ならではのミュージアム施設の密度を感じてほしい。入口はそれぞれだが、各館のつながりから県や県民の歩みを感じてもらえるような取り組みをしていけたら」と期待を語っていた。






