びわリハ大 発! 作業療法が支える「自分らしさ」
「自分らしい人生を送りたい」と思っていても、それを実現するのは簡単ではありません。年齢や健康状態、環境の変化によって、これまで当たり前にできていたことが難しくなることもあります。作業療法は、そうした状況に寄り添い、一人ひとりが自分らしく生きるための支援を行う仕事です。
作業療法の一環として、「フレイル予防」など、病気を未然に防ぐ取り組みがされています。びわこリハビリテーション専門職大学でも東近江市などと連携し、高齢者を対象とした認知症予防の活動を行っています。認知症の危険因子としては、「高血圧」「糖尿病」「運動不足」「社会的孤立」など、さまざまなものが指摘されています。そのため、認知症の予防方法も一つではなく、それぞれの生活環境や健康状態に応じた工夫が求められます。「自分らしくやってみたいと思う活動」を見つけることが、予防の第一歩だと思います。作業療法では、そうした活動の支援を通じて、認知機能の維持・改善に努めています。
「自分らしい人生」とは、自分の価値観を大切にしながら、いきいきと過ごすことです。しかし、病気や障がいによって「自分らしさ」を見失うこともあります。作業療法では、「できないこと」ではなく「できること」に目を向け、新たな楽しみや役割を見つけることを大切にしています。
また、「自分らしくやってみたいと思う活動」や役割は、ライフステージとともに変化します。若い頃は仕事や趣味に打ち込んでいた人が、年齢を重ねるにつれ、家族や地域とのつながりを大切にするようになることもあります。その変化を受け入れながら、自分なりの充実した時間を過ごすことが、「自分らしい人生」につながるのではないでしょうか。
本学では人生の変化に寄り添い、その人らしい生活を支えることができる作業療法士を養成するとともに誰もが自分らしく暮らせる社会を目指していきたいと思います。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市八日市東浜町1-5 TEL0748-20-1212






