「まず初心に帰る」市政運営の決意新た
【東近江】 東近江市長選で4選を決めた小椋正清市長の任期が先月27日から、スタートした。初登庁のセレモニーのあと、午前中は職員訓示式と就任初の記者会見、午後からは同日開会の3月市議会で所信表明を行った。
午前8時半、市役所に初登庁した小椋市長は、本館1階ロビーで市職員や市議、支援者に拍手で迎えられ、職員代表から花束を受け取った。
就任のあいさつでは開口一番、「まず初心に帰る」と述べ、「風格のあるクオリティの高いまち、人口減少の中でも住み続けたいまちづくりを目指したい」と、市政運営の決意を新たにした。
管理職の職員約150人を集めての訓示式では、「達成感とプライドをもって、市民の喜びを自分の喜びに、その中で切磋琢磨してほしい」と求めるとともに、助け合いと連帯感による組織力向上を呼びかけた。
続いて記者会見では、「合併して20年。大人としての成人なのでしっかり(社会に)コミットしてゆく。地域性やスケールメリットを最大限に生かした政策を引き続き行いたい」と述べた。
また、県南部を中心に人口が増加するJR沿線から、市域の大部分が離れている特性を挙げ、「人口減少はやむを得ない。自己完結能力のあるまちをつくらないといけない。このまちで生まれて、いい人生を生きていける、そういう視点で施策を深化させたい」と抱負を述べた。
午後からは、市議会の新年度予算案などの議案説明に先立ち所信を述べ、「市政運営は継続性が大切。これまでの施策をさらに深化させたい」と、次の重点課題の5点を列挙した。
具体的には、(1)経済活性化=企業誘致と観光振興、(2)持続的な農業発展=農家の後継者確保など、(3)人口減対策=都市基盤整備や公共交通機能強化、歴史伝統文化の磨き上げで市の魅力向上、(4)子どもの健全育成=結婚から子育てまでの切れ目のない支援の充実、(5)福祉医療=多様な福祉ニーズに応えられる包括的な支援体制、病院・診療所連携による地域医療の充実。








