東近江市の新年度一般会計予算案
【東近江】 東近江市は18日、2025年度の当初予算案を発表した。一般会計は、市長選が2月にあったため、継続事業中心の骨格予算となったが、物価高騰や人件費、社会保障費などの増加で前年度当初比1・3%増の過去最大規模の554億円となった。6月に政策経費を盛り込んだ補正予算を編成する。また、特別会計は0・3%減の214億4500万円、企業会計は13・1%増の125億4500万円。
物価高騰や人件費増が押し上げ
6月に政策的経費の補正予算
一般会計の歳入の主な内訳をみると、柱となる市民税は182億3千万円で、前年度当初比6・4%増とした。増額の理由は、市民税のうち、個人市民税が定額減税終了や給与所得増などで16%増の62億6400万円、固定資産税が1・8%増の89億1200万円が見込まれるためだ。法人市民税は、1・7%増の12億6400万円と横ばい。
このほかの歳入は、国からの仕送りである地方交付税は増減なしの113億円、国庫支出金は10・8%増の74億6千万円、県支出金は21・5%増の52億4500万円、ふるさと納税などの寄付金は17・3%増の13億円など。
それでも財源不足が生じるため、貯金にあたる財政調整基金18億円、減債基金16億円をそれぞれ取り崩し、計34億円を繰り入れる。
25年度が発行期限となる合併特例債は5億4500万円を発行し、市立蒲生医療センターや道路などの整備に充てる。残りの発行可能額は8億6400万円。
このほか、特別会計のうち病院事業会計からは、26年度開院をめざして、25年度から着工する市立蒲生医療センター整備に14億7千万円を計上。現在のベッド数19床から35床に増床、手術室と化学療法室を整備する。
なお、一般会計の主な事業は次の通り。
【子育て】民間保育所などへの運営補助や長勝寺町に開園する民間こども園補助の民間保育所等運営支援20億7千万円、▽夏休み期間中の学童保育所拡充などの学童保育所運営5億3千万円。
【福祉】民生委員協力員制度導入などの民生委員児童委員活動事業3300万円。
【教育】児童生徒の個々の課題に応じた学習指導など行う通級指導教室運営事業1500万円、▽外国人児童生徒の日本語指導を行う教育支援6千万円、▽不登校の早期発見や未然防止する校内教育支援センター設置運営6300万円。
【都市基盤、公共交通】近江鉄道・路線バス通学利用促進補助金1200万円、▽(仮称)黒丸スマートインター設置に向けた設計・用地取得4200万円。
【国スポ・障スポ】運営負担金8億円、▽競技会場整備2億4千万円。






