過去最大の大型予算 一般会計は前年対比23・2%増
【近江八幡】近江八幡市は、一般会計530億円、特別会計166億4330万円、企業会計264億5189万6千円の総額960億9519万6千円の令和7年度当初予算案を発表。14日に開会した3月定例市議会に提案した。
一般会計では、「誰もが輝く希望に満ち溢れた未来創造型予算」と位置づけ、前年度に引き続き「子ども・子育て支援」、「高齢者生きがい」、「安心安全な生活基盤強化」、「活力ある地方創り」、「GX・DX推進」をキーワードに予算案を作成。前年度対比23・2%(100億円)増の一般会計(4年連続増額)を含む過去最大の予算規模とした。
一般会計増額の要因は、建設中の新庁舎整備事業および安土コミュニティエリア整備事業に約46・8億円、児童生徒1人1台の端末機の更新と自治体情報システムの標準化に約17・3億円に加え、社会保障経費と児童手当拡充に伴い約15・2億円、9月の国民スポーツ大会の開催経費および低所得者支援事業等に約10・1億円をそれぞれ増額したことによる。
特別会計では、介護保険事業の給付費の増加、企業会計では病院事業会計の人件費の増加が主な増額要因になっている。
歳入面では、個人所得と固定資産税の増加を見込んだ市税を前年対比5・3%(約5・9億円)増としたほか、地方交付税を前年対比0・8%(0・5億円)増とした一方で、定額減税の補てん交付金は4億(対前年度比皆減)の減収とした。地方交付税は、前年対比0・8%(0・5億円)増、臨時財政対策債を1億円(対前年度比皆減)減を見込んだ。また、基金繰入額は、前年度より約20・6億円増の約27・9億円、財政調整基金繰入額は、前年対比12・2億円増の22億円とした。
市の貯金にあたる基金残高は、前年度より約79億円減の約189億円(来年度末)を見込んでいる。また、借金にあたる市債残高は、前年度より約35億円増の約239億円(来年度末)となる見込み。
新規事業は次の通り。数字は新年度予算額。
【ふるさと音楽祭振興】1千万円。近江八幡らしさを活かした一流の演奏家によるコンサートの開催。
【VR安土城体験】2871万円。新シナリオの開発と体験スペースの設置。
【出張!お城EXPO】132万2千円。「お城好きの交流イベント」を市内で開催。
【市民課窓口業務委託】5931万4千円。窓口業務を民間外部委託して市民サービスの安定と向上をめざす。
【特殊詐欺等対策】50万円。対策機能付き電話機の購入費用の補助および啓発活動の強化。
【デジタルでつなぐバスの未来】4003万3千円。リアルタイムの市民バス運行状況やICOCAの導入など。
【地球温暖化対策】29万4千円・はちまんゼロカーボンチャレンジコンテストの開催。
【地球温暖化対策】2千万円・LED照明の買い替え支援。
【地球温暖化対策】240万円。宅配ボックス購入支援。
【近江八幡環境フェア】150万円。環境エネルギーセンターの竣工10周年を記念してフェアの開催。
【安土福祉センター施設改修】800万6千円。高齢者が活躍できる場にするための改修。
【子どもの屋内遊戯施設整備】66万8千円。天候に関わらず、子どもが安全安心に遊べる場の整備。
【ひとり親家庭対策】674万2千円。民間事業者に事業委託して課題の解決。
【家庭児童相談室運営】282万円。こども家庭センターに専属臨床心理士の配置。
【放課後児童クラブ環境整備】700万円。防災・防犯対策や障がい児の受け入れを進める。
【母性育成指導】959万8千円。親子保健カード情報の電子化。
【乳幼児健診】341万7千円。1か月児健康費用の助成。
【勤労者福祉センター施設改修】2099万4千円。市内起業を考える人が集まる施設にリニューアル。
【馬淵小学校施設整備】769万1千円。エレベーターの設置。
【八幡東中学校施設整備】2359万円。老朽化による施設整備。
【教科担任制推進】1386万3千円。専科指導教員を増員したサポート体制の構築。
【中学生交流】355万5千円。姉妹都市・松前市との中学生交流の実施。
【特別支援教育推進】15万円。校外学習等で福祉バスを利用する環境整備。
【中学校部活動強化支援】1億2312万9千円。部活指導主事を各校に配置および同指導員の配置(2人体制)。
【国民スポーツ大会運営】5億7382万8千円。大会の準備と円滑な運営。






