「健康しが」をめざして 国連総会で「世界湖沼の日」が制定されました
昨年12月13日、アメリカ・ニューヨークから嬉しいお知らせが届きましたので、ご紹介します。
国連記念日「世界湖沼の日」の制定
世界が湖沼への関心を高め、保全への取組を進めるため、第79回国連総会において、インドネシアが中心となり、日本を含む74カ国が共同で提案した「世界湖沼の日」に関する決議案が全会一致で採択されました。
制定に向け、私も昨年5月にインドネシアで開催された世界水フォーラムで「(湖沼保全の)歩みを進める大きな一歩となる」と制定の意義を訴えたほか、政府への要望などの取組を進めてきました。
1984年(昭和59年)に大津市で開催された第1回世界湖沼会議の開会日にちなみ、8月27日が「世界湖沼の日」に定められました。これまで琵琶湖の環境保全を推進し、国内外に湖沼の重要性を訴えてきた本県として、大変嬉しく、また励みに思います。
制定の意義
湖沼は地表の淡水の約87%を占め、飲料水や産業用水の水源等として重要な役割を果たしているにも関わらず、これまで世界の水問題の議論において大きく取り上げられてきませんでした。
しかし、近年、世界の湖沼では、気候変動等による水質や生態系の悪化など、様々な環境への影響が顕在化してきており、琵琶湖においても、全層循環(注)の未完了などの影響が現れています。
このように湖沼の抱える問題はローカルであるとともに、グローバルな問題であるという認識が広まっている中で、「世界湖沼の日」は、各国の取組を後押しする象徴的な日(国際デー)となります。
(注)例年、冬の水温低下と季節風の影響により、水深の浅いところから徐々に循環が起こり、表層から底層まで水温や溶存酸素量などの水質が一様となる現象のこと。
今後に向けて
今回の制定を踏まえ、県としては、大阪・関西万博や今年7月にオーストラリア・ブリスベンで開催予定の第20回世界湖沼会議などの機会を活かして、国内外で湖沼に関する更なる連携・発信を図り、琵琶湖と世界の湖沼の保全がさらに進むよう努めてまいります。








