県政NOW 知行合一の技術者育成へ
滋賀県が令和10年(2028年)4月の新設・開校を目指し、野洲市内への整備を進めております滋賀県立高等専門学校につきましては、早期に初代校長予定者を選任し、そのリーダーシップのもとカリキュラム編成や教員の確保等を行うよう、これまで県議会からも知事部局に求めていたところです。このほど、初代校長予定者として、京都大学名誉教授で、元京都大学理事・副学長である北村隆行氏が選任され、去る10月1日付けで、非常勤の滋賀県顧問(県立高専総合ディレクター)、公立大学法人滋賀県立大学県立高専総合ディレクターに就任し、県立高専設置準備業務への従事をスタートされました。
北村顧問は、昭和29年(1954年)京都市生まれの69歳。機械(ナノ力学)が専門で、京都大学勤務の傍ら、昭和62年(1987年)3月から昭和63年(1988年)10月には、アメリカ航空宇宙局(NASA)の研究員としても活躍されました。
私が副委員長を務める県議会総務・企画・公室常任委員会では、本年度、「高等専門学校の設置に向けた検討について」を重点審議事項で掲げておりますが、去る10月7日に開催された同委員会では、北村顧問に出席頂き、高専設置に向けた抱負を語って頂きました。北村顧問がコンセプトとして掲げるのは「知行合一の技術者(エンジニア)を育む」で、エンジニアは科学的知識「知」とそれに基づく合理的行動「行」を両輪とする知行合一の心を持って、常に自らの技術力を高めつつ社会に貢献すると共に、卒業後50年の長きにわたるエンジニア人生において、時代によって変化する先端技術を磨き続けることが必要。そのために、知行の基礎をバランスよく涵養して、学生がこれから迎えるエンジニア人生に自信を持って取り組むことができる強靭な地力を形づくることを目指すとされています。
今後、このコンセプトに基づき、学科やカリキュラム編成、教員の確保、県内企業との連携等、具体の取り組みが進められていきまが、滋賀の未来を切り拓く高等専門学校の開学に向けて、県民の皆様のご協力もよろしくお願い致します。






