県政NOW 食料安全保障~実りの秋をむかえて~
スーパーの生鮮食料品売り場では、年中品物が揃っていて季節感が少なくなっています。しかし自然を相手の農業、中でも「米」の収穫をもって「実りの秋」と言えるのが日本です。夏にコメ不足が報道されましたが、新米が出回って落ち着いてきたようです。国民の生命と財産を守る安全保障は国家としての責務ですが、その保障される事項には様々あります。ウクライナへの侵略は国家国土への脅威ですが、加えて小麦などの食料の輸入にも大きな影響が出ました。また日本は人口減少に入りましたが、世界的には増加傾向で食料需要の増大や一方で気候変動による作物の生産減少など、様々な要因によって食料供給に影響を及ぼす可能性がありますが、国民に不安を与えないことが食料の安全保障です。国は「食料・農業・農村基本法」を改正し、国内の農業生産の増大を図ることを基本とし、これと輸入及び備蓄を適切に組み合わせ、食料の安定的な供給を確保することとしています。しかし重要な事は国内の農業生産をどのように守るかです。今、強い台風10号の進路を心配しながら、豊かに実った稲穂に被害が出ないよう願っています。が、自然相手の農業であり、また、国土を守っている農業だからこそ、不測の事態に至った時はもちろん、不測の事態にならないように、常に農家が希望と意欲を持てる農業施策を「食料・農業・農村基本法」によって国の責務として行うべきです。もちろん、県として行うべき施策はしっかり行うことを肝に命じて県政を進めてまいります。(8月28日執筆)






