県政NOW 「世界へ」
「滋賀県農畜水産物等輸出促進協議会が本年6月3日に設立されました。会長には滋賀県農政水産部長が就き関係団体と連携を密にして、会を充実させ活性化していただきたいと思います。皆様ご承知のように我が国は少子化で人口減少に歯止めがかかりません。我々日本人が、古くから主食として食べてきたお米一つとっても人口の減少と食の多様化で国民一人が食べるお米の量は昔の半分になっております。これでは、皆さんが5月に植えられたお米も余る一方です。一方で世界に目を向けますと、人口は増え続けております。本年の世界の人口は81億1900万人、昨年のデーターで世界人口が80億人を突破してから7400万人の増加となりました。インドが中国を抜いて14億4170万人、中国14億2520万人、アメリカ3億4180万人、と続きます。日本は1億2260万人です。2037年には90億人、2080年にはピークを迎え104億人と推定されています。世界の人口が増えるなか、戦争が続く国があるほか、エネルギー危機や気候変動、食料不足など世界の国々は今、多くの問題に直面しています。国内市場が縮小する中、日本の農林水産物・食品の輸出額は2023年には1兆4547億円となり過去最高額を更新しています。国はこれまでの輸出拡大の成果を踏まえ、2025年までに2兆円、2030年までに5兆円という目標を設定し、農林水産物等の輸出拡大のための取組を推進しています。滋賀県においても、県内農畜水産業および食品産業の維持発展のためにも国内市場だけではなく、海外市場もターゲットとしていくことも大変重要であると考えます。折しも、今、ヘルシーな日本食は世界で注目を浴びております。日本食に併せて緑茶の輸出も年々増加しております。滋賀が誇る近江牛、近江米をはじめとして、本県には美味しい食べ物がたくさんございます。食を通じて滋賀県を認知して頂くきっかけになり観光をはじめとする様々な相乗効果を大いに期待するものです。付加価値を高め生産者の利益が向上し生産意欲の向上や担い手の育成につながることを願います。私も、本年は滋賀県議会で環境・農水常任委員長を拝命いたしましたので、滋賀の農畜水産物の販路拡大等様々な課題について、しっかりと支援してまいりたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。






